幸和工業では、簡易金型・治具の設計から、各種加工、組付け、検査まで、一連の流れすべてを自社工場内で行う一貫生産体制を確立。QCDのあらゆる面において、お客様のご要望に真摯に、かつ、きめ細かにお応えしています。生産の途中でもし問題が発生しても、すべての工程間ですぐに情報を共有できるため、迅速なリカバリーが可能。さらに、工程間で柔軟に応受援ができる協力体制を整えており、納期や設計の変更にもフレキシブルに対応しています。
「どこよりも良いものをつくる」を目標に、独自の良品条件確立による品質のつくり込み活動を実践。お客様以上に厳しい目線で品質を評価することを、常に心がけています。また、各工程において、不良品を次の工程に流さない「自工程完結」を基本に徹底した品質管理を実施。社員一人ひとりが品質に対する高い意識を持つことで、お客様に満足いただけるモノづくりにつなげています。
3D CAD/CAMにより、簡易金型・治具の設計、モデリング、NCデータの作成などを実施。QCDの面から最適な工程を追求するとともに、さらなるコスト低減を実現する工法をご提案することも可能です。
重切削加工から高精度加工まで対応できる高速立形マシニングセンタを備えています。そのほか、旋盤、NCフライスなど、各種加工設備により、多彩な加工に対応できます。
1000t、500tプレス機を擁し、厚板加工にも対応できます。そのほかにも200t、150tのプレス機を備え、さまざまなサイズや形状のプレス加工に対応しています。
三次元5軸制御レーザー加工機3台と、最新鋭のファイバー二次元レーザー加工機1台、計4台を所有。オフラインティーチングによる高精度化・効率化も実現しています。
熟練した技能を持つ作業者のハンドワークにより、プレス品・ASSY品の形状精度・面品質を向上させます。試作、号試、号口、すべての製品において対応しています。
移動式ポータブルスポット溶接機、インバータ式直流スポット溶接機など、多種多様な溶接機により、ボデー部品・シャシー部品・機能部品の組付けを行っています。
検査工程では、全数チェックによる品質保証を行っています。アーム式三次元測定機によりCADデータと比較し、誤差がないかを確認。高い精度で三次元評価を行うことができます。
トラックを所有しており、完成した製品の輸送・納入業務も自社で実施。完成から時間のロスなく出荷できます。立地も豊田インターチェンジまで約7分と恵まれています。
機械によるプレス加工だけでは出すことのできない形状精度を、熟練技能者のハンドワークによる鈑金作業で実現。ハイテン材(高張力鋼板)の形状精度つくり込みも可能です。
4台のレーザー加工機を擁することも幸和工業の特色の一つ。その中の1台は最新鋭のファイバー二次元レーザー加工機で、従来の機種と比較して大幅な高速化と省エネ性を実現しています。
救急車の内部で使用されるさまざまな艤装部品を製作。手加工の技術力と小ロット生産に対応できる体制がここにも生かされています。
ラジエーターサポート、センターボディピラーリンフォースなど、さまざまな試作用部品を製作。